保存の前にするべきことは
新鮮な 『 いいコーヒー豆』 をゲットすること。
◆新鮮なコーヒー豆って・・・・・・・焙煎してから時間が経っている豆はどんなにいい保存をしても意味がない。すでに萎びたお野菜を大事に保存しているようなものです。
美味しいコーヒーを愉しむためには新鮮なコーヒー豆を手に入れることです。
と申し上げると 買ってきたばかりだからとか 真空パッケージだからとの声が聞こえてきます。
Qお尋ねしますが そのコーヒー豆はどういう状態で販売されていましたか。
常温の棚に並んでいた? 常温の容器から取り出して量り売りをしてた。
Q お尋ねしますが それって何時焙煎したものですか。
コーヒー豆は焙煎して3~4日目くらいからが味が落ち付き 美味しく愉しめます。
その美味しさを長く保つためにはどうしたら良いでしょうか。
●後述しますが新鮮なコーヒー豆は真空パッケージすることはできません。
新鮮な(焙煎したて)だけでは 『いいコーヒー豆』 とはいえない。
焙煎する前にはハンドピックと云われる作業が欠かせません。
もしやあなたは「混入物 異物 欠陥豆 カビ豆」等が入ったコーヒーを飲んでいませんか?
生豆も農産物である以上どんな高級な銘柄でも品質は決して一定ではなく、
良い豆も 悪い豆も 玉石混合しています。
ときには「石っころ」「ガラスの欠けら」「木くず」なども。
これらの異物を取り除く・・・ハンドピック。根気のいる作業ですがかかせません。
(醗酵豆やコッコと呼ばれる豆など味を悪くする成分が釜の中でめぐり、同じ釜の豆全部の味を損なうこともあります)
この作業を終えて初めて いいコーヒー豆を提供できる準備が整いました。
いよいよ焙煎です。
この焙煎まででコーヒーの味の8割がたが決まるとさえいわれています。
世界の産地から輸入されるコーヒー豆は個性豊かです。
それらの豆に合わせての焙煎が必要です。
要注意・・・・豆の表面だけ焼けて芯まで焼けきれていないものもあります。
新鮮な 『 いいコーヒー豆』 とは
●丁寧にハンドピックされたコーヒー豆であること。
●焙煎後 時間がたっていないこと。
●芯まで良く焼けていること。
●焙煎直後 急速に冷却された豆であること。
今一度思い出して下さい。
そのコーヒー豆はどういう状態で販売されていましたか。
新鮮な 『 いいコーヒー豆』 をゲットすることが 保存を考える前に必要です。
コーヒー豆は生鮮食品です。